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  • 更新: 2010年1月13日 10:03

vol.42 【SAN-MAGIC2】和歌山・串本港 本城正人船長

「楽しませる釣り」がモットー
ボートエギングも「串本シャクリ」でビギナーOK
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 「エギングはカッコじゃない。自分が実際にこの界隈で釣果を上げてきた経験から生まれた『串本シャクリ』を、初心者にだってイチから教えて釣らせるよ」と、自信タップリに語る、串本港・SAN―MAGICの本城正人船長。
 秋から梅雨前まで、大型も含めてアオリイカの好場だらけの串本周辺。エギンガーなら誰もが憧れる、1級フィールドだ。
 この恵まれたポイントの数々を、ボートで沖からランガンしまくるというのだから、楽しくないワケがない。日中のサイトでのエギングと、日暮れ後に灯りを点してのエギングを行っている。
 1度に2度おいしいエギングを楽しんでもらおうと言うのも、釣果だけにはとらわれない、本城船長らしい発想だ。
 夏場には家族連れの観光客を乗せてキス釣りやアジ釣り、冬場には爆釣間違いなしの寒グレ釣り、春には特大級も期待の乗っ込みマダイ狙いなどなど...。新しい釣りにも常に目を向けながら、その季節、季節の「楽しませる釣り」を初心者、ベテラン問わず提供していくことが、船長のモットーのようだ。

 ■和歌山・串本港
SAN-MAGIC2 (tel:090-3289-0486)



vol.41 【金比羅丸】和歌山・加太港 市川勝清船長

居心地のよさにはまる常連も多い
ざっくばらんで物腰の柔らかい船長
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 「気楽にのんびり釣ってもらいたいだけやから、あんまりええように書かんといてよ」と言うのは、加太港から出港する金比羅丸の市川勝清船長。
 加太と言えば、ギジエのマダイ釣りが有名だが、金比羅丸の釣りは年中、マアジやメバル、ガシラなどを主体とした五目釣りのスタイルを一貫。釣りの楽しさを、老若男女問わず、うまい人でも下手な人でも、平等に楽しんでもらいたいだけと言う信念が伝わってくる船長の言葉。
 物腰が低く、気張った所など微塵もない、ざっくばらんな人柄だから、ここでの居心地のよさにハマってしまった常連が多いのにも納得。気兼ねなくイイ釣りを体験したい、船釣りビギナーや、ファミリーなどにもおすすめできそう。
 さて、釣りの舞台は言わずと知れた関西随一の好漁場、友ケ島周辺。春から秋にかけては30cm級を主体に、大きいものでは40cmを超える良型マアジ、年明け頃から春先には短い期間だがメバルがメインターゲットになる。
 友ケ島周辺のメバルは、銀色に輝く魚体のすこぶる美しい加太メバル。良型も多く揃う。全盛期には30cm前後の尺サイズも狙えるから、京阪神のメバルフリークにもぜひ1度、体験してもらいたいところだ。

 ■和歌山・加太港
金比羅丸 (tel:073-459-0417)



vol.40 【宮津丸】京都・宮津養老大島 岸本保章船長

屈託のない笑顔で迎えてくれる
船上はまるで癒しの空間になる人気船
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 話しかけても、話かけられてもいつも笑顔で接してくれるのが、京都・宮津養老大島から出港する宮津丸の岸本保章船長だ。元々は大阪出身で、釣りが大好き。釣り人であった岸本船長が一念発起で船長家業に就いたのが7、8年前。
 ここ養老大島を基地に選んだのは、地元の人の受け入れ体勢がしっかりしていて、暖かく迎えてくれる土地柄だからだったとか。移り住めば遊漁船を置いたりといったことも比較的楽にできるのだそうだ。
 宮津丸は今のところ仕立船のみでの出船となっているが、経ケ岬周辺での根魚狙い、浦島グリでのマダラやソイ、それに両方を狙う2本立てにアマダイ狙いなど、釣り人のニーズに応えて、きっちりとシステムを組み上げており、安心して予約ができると評判だ。
 口数は少ないながら、いつも笑顔を絶やさない。そして、ポイント移動もひん繁に行ってくれる心遣いに、気の知れた仲間どうしでやってくる釣り人も癒されるはず。
 「実は将来は大阪に帰って泉南辺りで遊漁船をやりたいんですよね」と笑顔で話す岸本船長。大阪湾で遊漁船を始めてもきっと人気船になる。そんな人柄のよい船長なのだ。

 ■京都・宮津養老大島
宮津丸 (tel:0772-28-0071)



vol.39 【勝栄丸】和歌山・加太 川端健司船長

加太の老舗船長は穏和で実直
至れり尽くせりで信頼も熱い
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 ギジエのマダイ釣りで有名な和歌山・加太の老舗、勝栄丸。船長、川端健司氏は温和な、ゆっくりとした口調が印象的な人。老舗の船長ながら、肩ひじを張ったような印象は少しもなく、話せば、素朴で実直すぎるほどの人柄が伝わってくる。
 加太の遊漁船では、魚が掛かると、船長が一目散に飛んできて、タモ入れをしてくれる船が多い。川端船長は、さらに魚を針から外し、ガス抜きをして釣り人1人1人専用のイケスへ魚を入れてくれる。港へ帰れば、全員の釣った魚を、1尾1尾締めてくれるといったサービスぶりだ。至れり尽くせりながら、釣り人に気を使わせない、自然でさりげない仕事ぶりがニクい。
 釣りに関して、船長の口からいつも出てくる言葉は、「潮の濁り」という言葉。水温や、潮の向き、流れ方が重要なことももちろんだが、とにかく、「潮の濁り」が出ることがマダイやマアジの食いに最も影響すると考えており、その日の釣れ具合、ポイントやギジエの選択などを判断する際の判断基準としているようだ。
 伝統的なギジエのマダイ釣りはもちろんだが、初夏から秋にかけてのマアジ釣りにも非常に力を入れている。友ケ島周辺で釣れる大型のマアジのポイント、釣り方も熟知した、信頼できる船長だ。

 ■和歌山・加太
勝栄丸 (tel:073-459-0508)



vol.38 【第二竹丸】三重・紀北町白石湖 東守孝船長

大人しく話す7割がジョーク!?
ケガからの復帰後に始めた渡船業が今や人気
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ふと違うことを考えていると、つい聞き逃してしまうようなテンションで話をする。よく聞くと釣りのまじめな話が3割、そのほかはジョークだったり...。
 「昔、仕事でケガをしてなあ。必死にリハビリをしたけど、もう身体を張った仕事はムリ。何をしようかなと思った時に渡船業を思いついた」といつになく東船長が真剣な面持ちで語ってくれた。古くからの渡船店が並ぶ白石湖、引本浦では以前は渡す筏が年かわり交代していたそうだ。が、その中に入れてもらうのも大変だったし、その中で集客をすることも並大抵ではなかったという。
 ただ、現在はアオリイカ釣りでは非常に名の知れた渡船店になり、その船長の大人しいながらも冗談だらけの人柄に集まってくる常連も非常に多い。
 おりしも、引本浦の筏では大型アオリイカがこれから盛期に入る。07年6月には胴長58cm、4kgの大物が釣れている。
 「今年は5kgクラスを釣ってもらいたいなあ」と言う顔はまんざらジョークではなさそうだ。

 ■三重・紀北町白石湖
 第二竹丸 (tel:0597-32-3450)



vol.37 【あご湾釣りセンター】三重・英虞湾浜島 向井篤船長

まじめで口数は少ないが
釣りのことなら理路整然と話は尽きない
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まじめで口数は少ないが、周辺の海を知り尽くしている。釣りをしていてそんな頼もしい船長が三重・浜島から出港するあご湾釣りセンターの向井篤船長だ。日に焼けた顔で「今のキスは水深10?14m。これが15mでは食わないんですよ」そんなこだわりの釣り話ならいつまでも教えてくれる。
 筏やカセへの渡しのかたわら、20年以上も前から仕立船のキス釣りもしている。その昔は観光ホテルにきた観光客をメインに手軽なキス釣りをさせていたとのこと。
 「それが意外にキス釣りって人気があるんですよね。朝の4時間ほどの釣りのために、けっこう来てくれるんですよ」と話すように、キス釣りは人気上昇中だ。
 筏、カセのハイシーズンで忙しい時には、キス釣りを知り合いの船長に頼むこともあるが、そんな時は気が気でないと言う話も。長年、キスを釣らせている向井船長だけにポイントは無数に頭に入っている。
 ポイントの選択、風向きや潮流による船の流し方、釣り方などなど分からなければ、ぜひ聞いてもらいたい。本当に詳しい話が理路整然と出てくるハズ。

 ■三重・英虞湾浜島
 あご湾釣りセンター (tel:0599-53-1536)




vol.36 【市江崎】 和歌山・市江漁港 中戸久富船長

物静かな話し方の中に冗談がすこぶる多い
釣り人の要望に応えて何でもさせてくれる

 
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                   午前便を降りて帰り際のあいさつをすると「ちょっと今からマニアックな釣りに行ってきますわ」と話す。天ビンでのズボ釣りがメインとなる釣り船市江崎だが、船長の釣り好きもあって、要望次第でウキ流しや深海釣りにも出船するのだ。
 当日は午前が天ビンズボ、午後からはウキ釣りをしたいと言う釣り人1人がトモに構える。その釣り人につきあって船長自らもウキ釣りや完全フカセをすると言うのだ。
 船上でも操舵室の中から右舷、左舷と交代で顔を出しては釣り人と会話を絶やさず、状況を克明に判断する。物静かな話し方だが、時おりふと見せる笑顔に釣り人は異常な親近感を覚えるのだ。そして、冗談まじりで釣り人にかけるひと言、ふた言が面白い。
 市江崎という浅場から深海までが比較的近場でできるフィールドだけに、釣り方も極端。浅場で船を掛けているかと思えば、食いが悪くなると「深場へ行くよ」と水深100m以上の釣り場で流し釣りをする。
 これから始まる春の乗っ込みマダイも、良型のイサギもそんな素早い判断力で簡単に釣らせてくれるのだ。

 ■和歌山・市江漁港
 市江崎 (tel:0739-74-2893)



vol.35 【浜丸】 福井・小浜旧港 浜詰章船長

にこやかな笑顔が印象的な老船長
操舵室にこもっているかと思えば
話を始めると止まらないことも
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                   「どうして釣り船を始めようと思ったんですか」との質問に「そら、儲かると思ったんよ」あけっらからんと言い放つ。それも飛びきりの笑顔で。冗談なのか本当なのか。根っから小浜の人間でこの浜丸を営業して25、26年になるという超ベテラン船長が、浜詰章船長だ。
 初めての釣り人にも、旧知の常連のように接する姿は、いかにも長年、いろいろな釣り人を相手にしてきただけのことはある、と感心させられてしまう。
 のんびりと出船して、飛ばすこともなくいつもマイペースでポイントへ向かう。ただ、ポイントに着くとその判断力は群を抜く。のんびり、ニコニコと話をする姿から一変して、ポイントの見切りも早ければ、ポイントに付いてからの仕かけ投入合図も早い。
 「跡継ぎがおらんから、ワシが止めたら終わりやね」と帰りの船の中でッポツリと言った。そんなこと言わずに、まだまだ頑張ってやってくださいよ、船長!

 ■福井・小浜旧港
 浜丸 (tel:0770-52-3705)



vol.34 【ポケット丸】 三重・志摩片田 平賀矩行船長

朝から元気な声で初めての人にも受けは抜群
釣り人に合わせたアドバイスで再度行きたくなる!?

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 早朝、待合所の喫茶ポケットで女将さんからコーヒーを呼ばれていると、「おはよう!」と元気な声で姿を見せた。初めてココを訪れる釣り人も、船頭の元気のよい明るさで緊張が解ける一瞬だ。
 ポケット丸の平賀矩行船長。沖へ出てもその気遣いはかわらない。オコゼ、ガシラを狙った流し釣りでは、流すポイントをかわる度に「少し粗いよ」「かけ下がっているから底取り直して」などと釣り人に声を掛ける。また、自分の釣りを確立しているベテラン揃いの時は、逆にアドバイスは必要最低限。常に釣り人に合わせた姿勢で接してくれる。
 そんな船頭の人柄にひかれてか、この船にはリピーターが多い。その日の釣果は潮や天候、釣り人の腕!?にも左右されるが、帰港すればまた喫茶ポケットに戻って、ほっとひと息。よく釣れてもそうでなくても、反省会を兼ねた楽しい会話に華が咲く。
 そして帰り際には「次いつ空いてるの?」。要望次第でいろいろな釣りにも出るが、現在の主な狙い物はマダイとオコゼ&ガシラの根魚。ともに片田沖のほんの30?40分のポイントなので、釣り場が近いのも魅力だ。

 ■三重・志摩片田
 ポケット丸 (tel:0599-85-4953)




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注)本文中に出てくるターゲットやシーズンなどはすべて取材時の物です。各船宿の最新の情報などは釣場速報関西版でご確認いただくか、直接お問い合わせを。

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