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ピックアップ...三栖敏夫船長

  • 更新: 2009年2月19日 16:47

vol.31 【みす丸】 和歌山・白浜湯崎 三栖敏夫船長

創業25、26年!温泉街の一角から出港する老舗
釣れない人にはとことん助言、
釣れる人は見守り、時には冷やかし...
       


                                                             
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「今年はマダイがええね。いっぺん釣りにおいでよ」と電話口で元気な声が聞こえる。実際に会ってみると、電話の声そのものの、非常にきびきびしたおじいちゃん船頭と言えば失礼か。
和歌山・白浜の温泉街の一角、湯崎港から出船するみす丸の三栖敏夫船長は、白浜に生まれ白浜に育った、根っからの「湯崎っ子」と言う。遊漁船の歴史は古く、オープンしてすでに25、26年という老舗なのだ。
 釣りの最中も操舵室から笑顔をのぞかせて、「掛かってるか? 何や対違うんかいな」と大きな声で話しかけてくれる。それでいて、釣れない人がいると、すぐさまチェックに入る。
 「そのカゴはオキアミが出にくいからココをこう曲げてやってみて」とその場でできる工夫をアドバイス。それでダメな場合は船長の仕かけにかえたりと、釣り人が釣ってくれるまではこと細かにアドバイスを送ってくれる。
 逆に釣れている人にはニコニコと笑顔で声を掛けたり、冷やかしを入れたりしながら好き勝手に釣らせてくれる。そんな、細かな中にものんびりしたムードが漂う船上の雰囲気を作り上げるのが非常にうまいのだ。
 だから、みす丸に通う常連も乗りのよい優しい人が多い。「釣れても釣れんでも定期的にみす丸に乗ってます」と言う人が多いのだ。まるで定期的に船長に顔を見せ、船長と話をするためにみす丸へ向かう。そんな常連さんに囲まれて、始めて訪れる人もすぐに仲間となってしまうのだ。

 ■和歌山・白浜湯崎
 みす丸 (tel:0739-43-0228)



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