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ピックアップ...田中敏彦船長

  • 更新: 2009年2月19日 16:27

vol.19 【みふじ丸】和歌山・田辺目良港 田中敏彦船長

優しさの中にこだわりあり
年中イサギ一筋の人気船長 
            
 

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一度釣りに訪れるとすぐに仲よくなってしまう船長がいる。2度目に遠目で船長からこちらを見つけて大きな動作でリールを巻く仕草をしながら「よう釣りいってますねえ。記事見てますよ」と笑いながら元気に話しかけてくれる。そんなきさくな船長が和歌山・田辺目良港から出港するみふじ丸の田中敏彦船長だ。
 船に乗ると「●●さんはこっち。▲▲さんはここでやるからマキエはここに置いとくよ」という具合に、てきぱきと釣り人の釣座までセッティングしてくれる。
 釣ったイサギもどんどん外しては船の水槽へ。とにかく気配りは抜群。少し釣れないと微妙に船を移動するなど、釣り人の考えていることが分かるかのように行動する。まさに親切ていねいを地でいく船長なのだ。
 そんな田中船長のこだわりがイサギ。冬場の厳寒期はもちろん、マダイやタチウオの好機がやってきても田中船長はイサギを釣りに走る。イサギ釣りがめっぽう好きで、イサギを釣らせればこの界隈でも屈指の腕と言われるほど。
 そんなこだわりは釣果を分ける場面でも出てくる。1グループの釣り人は必ず1つの船槽に生かして入れる。釣りが終われば釣り人は少し離れた田中船長の自宅へ。その間に1尾ずつを締めて、グループごとに分けて自宅へ持ち帰る。持ち帰ったイサギはすべて船長が人数で等分するのだ。
 「不公平がないようにワシがやるんです。大きさも不公平がないようにしてますよ」と話すほどきっちりとしている。釣り人の中にはクーラーを渡してそのまま、すぐ近くの風呂へ行き、さっぱりして帰った時には自分のクーラーにはきちんと氷詰めのイサギが...という人も多いほどなのだ。

 ■和歌山・田辺目良港
 みふじ丸(tel:0739-22-4843)



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