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今が旬です「船流しのグレ」

  • 更新: 2010年1月 6日 10:05

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シーズン


081218gureisagi.JPG グレはほぼ1年中釣ることができるが、古くから冬場の寒グレと初夏の梅雨グレという2大シーズンがあった。現在もそれにはかわりないが、高水温で推移することが多い最近では冬の本番に入る時期が遅くなっているのが現状。今年も11月後半から流し釣りが開幕したが、シーズン当初はイサギやマダイ、シマアジなどが釣果の大部分を占めていた。12月に入り水温が下がってきてようやくグレの食いが活発になり、1人で20―30尾という釣果も出始めている。例年、グレは4月後半まで狙えるが、脂が乗って抜群にうまいのは1、2月だろう。

釣り


 潮岬沖と言ってもはるか沖へ出る訳ではない。本州最南端・潮岬灯台のすぐ目の前が釣り場だ。潮岬の磯で竿を曲げる釣り人の姿がよく見える程度。実はその辺りの海底は非常に起伏が激しく、浅い場所でよく目を凝らすと海底の岩が見えるほど。それが深い場所では一気に30m以上も落ち込むのだ。また、潮が速いことで有名な潮岬沖のこと、海底の起伏に当たった潮の流れが沸き上がるような場所も多お。船のグレはそんな場所を流す。

タックル類


 オモリは100号前後を使用するが、食い込み重視と考えてのタックル選びとなる。竿は船竿または磯竿で電動リールとの組み合わせが主流だ。天ビン使用の2、3本針仕かけが基本だ。

竿
 食い込み重視のためかなり胴に乗るタイプの竿が目安。船竿ならオモリ負荷30―50号といったところ。また、比較的長めの竿を使用する人が多く、短くて3m前後、長い竿を好む人なら4m以上の竿を使う。ちなみに船長は5m前後の磯竿2号を使用する。

リール&道糸
 釣るタナが10mから深い場所で30mほどなので、リールは手巻きでもよいが電動リールが楽。道糸はPEラインが基本で4―5号あればOKだ。そんなに深場を攻めることがないので、グレ釣りだけで考えるなら100mも巻いておけばよいだろう。また、水深よりもはるかに浅いタナで釣るため、船長からの指示ダナに仕かけを合わせられるようカウンター付きのリールがよい。

081218guresikake.jpg仕かけ
 天ビンズボ釣りで2、3本針が基本となる。天ビンはステンレスで長さ60cm前後が目安。マキエを一気に撒いたほうがよいので、マキエカゴは潮に負けないステンレス製で目が大きなカゴを選ぶ。オモリは100号前後。天ビンの下には1.5―2mmで100cm程度のクッションゴムを入れる。仕かけ部分はハリス4―5号で全長4―6m、針はグレ針の7―8号を使用。エサはオキアミオンリーだ。








釣り方


 基本は急潮の中を船で流しながらの釣りで、ひと流し1投と考えるとよい。船長が船をポイントの潮カミに移動させ、合図をしてくれる。合図とともに仕かけを放り込んで船長の指示ダナまで仕かけを沈める。仕かけを止めたらしばらくそのままにしておくと、船長から「そろそろポイントに入るよ」とアドバイスがある。<br/> その頃にマキエを一気に振り出し、マキエと一緒に仕かけが流れるようにする。が、ほとんどはマキエを振り出してオモリの重さが竿を曲げ込んだのと同時にアタリがある。グレの活性も高いがエサ取りも多く、ポイントでマキエに群がるグレにサシエが食われなければ即、エサ取りにエサをかすめ取られるのだ。<br/> アタリがあれば慌てずに竿が入りこむのを待って、ゆっくりと竿を起こす。そのままやり取りを楽しんで浮かせるとOK。掛けてからは特に障害物がないので余裕を持って。ゆっくりと上げることでダブル、トリプルも夢ではない。また、グレのサイズは口太で30―45cm、尾長で35―50cmと良型が揃う。<br/> とりあえず基本は仕かけ投入時にモタモタしないことと、船長の指示ダナをきっちり守ること。そして、マキエを振り出すタイミングと、アタリがあれば慌てないこと。それだけで寒グレがいとも簡単に釣れてしまうのが魅力だ。

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