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今が旬です「ウタセマダイ」

  • 更新: 2010年5月14日 10:54

   
081116utasetitle.jpg 081116utasemaebun.jpgシーズン

  081116utaseebi.JPG ウタセマダイのシーズンはエサとなるウタセエビが取れるシーズンにより開幕が左右される。例年、10月に入るとそろそろ開幕。秋の数釣り期から厳寒期にはやや食いは渋るものの、春の乗っ込み期に向けて大型が上がるようになる。夏場にエサ取りが増え過ぎるとシーズンオフとなる。だから秋はロングランで続くウタセマダイの開幕の時期に当たり、待ちかねた釣り人が今か今かと期待している時期。ただ、シーズン当初はマダイよりも、青物が確率高く釣れる。ハマチやメジロ、シオなどが入れ食いになるのも秋の頃だ。冬場から春にかけてはほぼマダイオンリーとなるが、それでもヒラメやチヌなどうれしい外道がヒットすることもある。

釣り場

 ウタセマダイの釣り場は出船地でいうと鳥羽周辺に集中する。鳥羽、石鏡、国崎などがよく知られた基地である。釣り場としては水深30―60mラインで、季節によって各船宿の船長が判断して釣り場を決定する。船長によって毎日のように釣りに出かける場所は、ウタセエビを毎日のように撒いている場所、つまり飼い付け場となっているのだ。そんな場所がいくつかあって、潮の流れや状況を判断してポイントを決定する。
  鳥羽以外では徳島・鳴門周辺も、古くからこのウタセエビを使っての「大名釣り」が盛んに行われている地域である。

 

タックル類

081116nanzao.JPGウタセマダイ釣りのタックルは大きく竿のタイプで2つに分かれる。1つは胴がしっかりした先調子の竿で釣るタイプ。もう一つはきわめて軟らかいムーチングタイプの竿で食い込みを重視して釣るタイプ。竿の調子が分かれるが、どちらもリールや仕かけは同じ。

竿:先調子の竿の場合、カワハギ用の竿並みに硬めの竿を使い手持ちでしっかりと送り込んで釣り、掛け合わせるといった釣りが主体。そのため、穂先の感度が重要視される。また、分かりづらいという理由から長い竿は避け、2m前後の竿を使う人が多い。
逆に軟竿の場合は2mから4m前後までと、釣り人の好みで幅広い。胴調子の竿はオモリ負荷が30―50号を使用するが、同じ号数でも今流行のムーチングタイプが主流となっている。

リール&道糸
ウタセマダイの釣りはその時の状況により、竿下がポイントになったり、掛けた船から100m以上も流し込んだりと変化に富む釣りだ。真下での釣りの場合はあまり気にする必要はないが、流し込む際にはフロロカーボンラインが有効だ。理由はPEに比べて潮の影響を受けづらく、糸自体が沈むのでタナへ送り込みやすいからだ。また、フロロカーボンラインは伸びがあり、ハリスが短い胴突き仕かけでの釣りでも、ハリス切れを起こし辛いのがメリットだ。そのフロロカーボンラインは5号前後が標準。潮の速い時で100m以上も流すので中型電動リールに道糸は200mは巻いておきたい。

081001utasesikake.jpg仕かけ:
胴突きの3―5本針仕かけが主流。ハリスは1―2mと人により様々。ハリスの間隔はハリスの長さに応じて絡みなどのトラブルがない程度にあける。ハリスは4―6号でマダイだけなら4号で十分だが、メジロなど青物が回っている時には6号まで使用する。針はマダイ針の9、10号をメインにするが、最近ではウタセ専用マダイ針も発売されている。特徴的なのがオモリ。5号から80号までと非常に幅広い範囲のオモリを使用する。これは潮の流れによるもので、底を小突きながら底潮に乗せて流し込める重さを選ぶからだ。

 

 

釣り方

081116hantenkago.JPG 船はポイントの潮カミに掛けて釣るが、船長が船の中で潮カミからウタセエビを撒いてくれる。だから自分ではマキエはしないのがウタセマダイ。船長がどんどん撒いてくれるマキエの筋に合わせるように仕かけを流し込む。基本的には潮シモの釣座の人が軽いオモリ、潮カミに構えた人ほどオモリを重くしてオマツリを防ぐ。基本的な釣り方としては、底にオモリを付けた状態で少し持ち上げ、ゆっくりと沈めることで仕かけを潮に乗せていく。底を小突きながらゆっくりと流し込んでいくとよい。ただ、2枚潮など道糸が右へ流れているのに、しばらくやってみると左へ向かう何てことがよくある。船長の指示に従って海の状況を把握したい。船長のマキエは反転カゴを沈めて底潮に乗せるので、釣り人の仕かけも確実に底潮をとらえることが重要だ。
 アタリはコツンとかココッと最初に小さい前アタリが出ることが多い。そのまま送り込んでやると一気にギューンと竿が舞い込む。最初のアタリを見逃すとエサを取られたり、突然竿を引ったくられるようなアタリになって魚に先手を取られてしまうので注意。1回のアタリで掛からなくても仕かけは上げずにもう少し送り込みを続けてみるとよい。
 やり取りはハリスが短い分十分に注意してゆっくりと上げるとよい。

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